令和3年7月富士市東部地区における豪雨災害支援活動の記録映像公開
静岡県災害ボランティア本部・情報センター(県社協、県ボランティア本部)は、昨年7月に発生した静岡県東部における豪雨災害の支援活動記録映像を制作しております。
今回、富士市の活動記録の本編(17分)が公開されましたので、お知らせいたします。
熱海市の土石流災害が広く報道される一方で、富士市であのとき何が起きて、私たちは、地元町内会や関係団体のみなさんと一緒に、どのように被災された方と向き合っていたのか。
ぜひ多くのみなさんにご覧いただけましたら幸いです。
以下、県災害ボランティア支援本部より。
<富士市本編映像URL>
令和3年7月静岡県東部豪雨災害における富士市での支援活動記録映像を公開いたしました。
上記URLからご視聴いただけます。
キーワードは、「地域×行政×社協」です。
富士市東部に位置する江尾区で発生した浸水被害により、富士市災害ボランティアセンターが開設され、富士市社協が支援関係者や行政の協力を得て運営しました。
初めての災害VCでしたが、社協職員がいち早く被災地域を訪問し、地域のキーパーソンとともに被災されたお宅を回り、被害状況の把握に努めた初動が印象的でした。
また、地元の市民活動団体や技術系NPOと連携しながら、災害ボランティアセンターの運営に正面から向き合い、真摯に被災者の声に耳を傾けた富士市社協職員や支援関係者、被災地域の皆様のインタビューをもとに構成しております。
災害VC閉所後の動きとして、富士市役所と富士市社協は今回の経験や災害VCの課題を整理しながら、丁寧に議論を重ね、災害VC設置運営に関する協定を締結されました。
被災経験を元にした協定による災害VC運営は、社協と行政の間に強固な信頼関係を生み、被災地と被災者の支援に有効に機能するものと思います。
多くの方にご視聴いただければ幸いです。